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県政ティーミーティング

長野県芸術文化協会は 6月27日長野県庁において、阿部知事と下記議題について県政ティーミーティングを行いました。

 新年度から長野県でもアーツカウンシルが設立されましたが、取り巻く環境に沿った地域 密着型の組織形態・運用が求められます。長年、県の芸術文化振興に関わってきた長野県芸 術文化協会では、2019 年に県内の地域に於ける芸術文化協会等組織団体の存在を調査し、 その存在を確認された団体について一定の質問フォーマットに従い活動の実態調査(電話 での聞き取り)を実施しました(添付資料「地域的文化芸術団体の調査結果一覧」)。  その結果、地域に於ける芸術文化組織は高齢化による会員減少、予算不足、メリット不明 確、リーダー不足等の要因により衰退の一途をたどっていることが明らかとなりました。こ の結果も踏まえながら、地域密着型アーツカウンシルのあり方について、知事と意見交換を 要望するものです。 [意見交換議題] 1. 地域に於ける芸術文化の振興について 添付資料「地域的文化芸術団体の調査結果一覧」を踏まえ、今後の地域芸術文化団体活動の支援(人的、財政的)が必要と考えます。 2. 高齢化に対する芸術文化の取り組み 超高齢化時代において、社会包摂機能を果たすべく芸術文化の取り組みが求められます。 具体1例として高齢者福祉施設へアート・デリバリーすることにより、芸術文化のもつ力でリハビリ効果の可能性も検証しながら、豊かな quality of life を過ごせる社会作り が必要と考えます。 3. 子どもに向けての芸術文化振興の取り組み 少子高齢化社会において、将来の芸術文化の担い手を育てることはとても重要です。その方法として学校教育(特に小学校から)(あるいは保育園・幼稚園)とのリンクづけする仕 組みを作るのが一番効率的です。小さいうちから芸術文化のあらゆる分野の種まきをして 芽を育てる仕組みについて検討が必要と考えます。


 阿部知事とは有意義な意見交換ができたと考えており、長野県芸術文化協会としてまた信州アーツカウンシルとの連携としてこれらの課題に取り組んでいきます。(記述:松山 光)


 



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